おかげさまで、今年から新しいクライアントが数件増えました。
有難い限りです。
契約がスタートし、初回訪問時に私もお客様にいろいろなことをお聞きします。
特に気になるのが、行政書士よりもはるかに多い「税理士(会計事務所)」に会計業務や記帳代行を何故依頼されなかったのか?です。
色々な事情はありますが、よく聞くのは
「税理士は敷居が高い」「堅いイメージ」「税理士の言いなりで支払う報酬が決まるから恐ろしい」
等といった意見です。いやいや、税理士さんのすべてがこのようなイメージの方ではありませんから・・・。仮にそのような税理士さんしか思い浮かばないのでしたらその税理士事務所は数年先には廃業してしまいます。税理士さんもサービス業ですから。
ここからが大切なお話です。
事業をされている皆様も、これから会社を設立しようと検討されている方、個人事業で始めようと検討されている方、皆様にとって【帳簿付け】をすることは「生産性の無い」業務をしなければなりません。「生産性が無い」と書きましたが、【帳簿付け】という意識ではその先にある税務申告の為に仕方なくやっている業務になりますから、このような業務をやっても売上は上がらないし、利益も出ません。『生産性が無いならお金を払ってでも良いから他人にやらせよう!その分仕事量を増やせるし』という考えを持つことは至極当然だと思います。
そこで、記帳代行や会計業務を任せるなら次の中から誰に任せますか?
①格安で引き受けてくれるが中身はテキトーな計算代行センター
②現在のIT技術を活用し、対応も早く、中身も精査してくれて、アドバイスもしてくれる業者
③「何でもやります!」と口では言うが仕事は遅く、中身は従業員任せ。質問しても回答が無く、挙句の果てには管理不足で修正申告&追徴課税を納めなければいけいなくなる会計事務所
「③のようなところはある訳ないでしょう?」と思われたでしょうが、③のような会計事務所は世の中多数あります。可哀そうなのは③のような事務所がクライアントをたくさん持っているが故に努力していてもお客さんが増えない若手税理士の皆様です。心中お察しします。
①のような業者へ任されている方も都心部を中心に多いと思います。でも、本当にそれで良いんでしょうか?自分の事業について経営者自ら良いところ・悪いところを数字を把握しつつ語れるようにならないと、このご時世生き残っていけませんよ!
私の事務所は②を目指しておりますが、厳しく評価すれば①に近いかも知れません。これからも努力をして②のような事業者になっていきたいと日々研鑽しております。
(注)税務相談はお引き受けできませんので、信頼のおける税理士を紹介しております。
一つ言えることは・・・
「皆様、③を選ばない様にリサーチしっかりして下さいね。」
特に地方に行けば行くほど人の紹介なりしがらみで選ぶことが多く、③を引き当てる傾向にあります。自分の事業は最終的に自分自身が責任を取らなければいけません。③のようなところに任せて大金を捨てるようなことをするくらいなら、見直す価値ありです。
③は身近にいて最初はソフトに言い寄ってきて信頼感の強そうな顔をしています。見掛けに騙されないようにしましょう。③のようなところは「お願いする以上、一度事務所を見学させて下さい」と言ってみると意外と怯みます。
当事務所では引続きクラウド会計ソフトの導入・使い方・記帳代行・会計業務に関するお仕事をお引き受けしております。
お電話でご相談頂く際は、一度日程調整して訪問させて戴きます。相談の結果御破談になった場合は相談料を戴きますが、当事務所と顧問契約を結ぶことになった場合は相談料は発生せず、顧問報酬として仕事を納めさせて頂いた上で頂戴いたします。